めにみえないこと

また書くね

生活おたのしみクラブ

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わたしは生活おたのしみクラブに入会しているので、
これから来る、緊急事態宣言の1月も、さむいさむい2月も、
おたのしみでのりきろうと思ってる。

今決めてるのは、

・ゆず酒を取り寄せる
・クラフトジンを取り寄せる
・餃子パーティーをする
・手づくりいちごパフェパーティーをする
・バーナーの使い方をマスターして登山に備える

他にもジャンジャン増やして、
めちゃたのしんじゃうことになると思いますので
よろしくお願いしま〜す!

 

よかったらみんなの生活おたのしみ計画も
コメント欄でおしえてね。
いっぱいたのしむ練習して、いつか生きて再会して
今度は一緒にやろうね。

「どんなときも心と体のしたいことだけをする」

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5月からずっと続けていた筋トレと食事管理(記録)が
実は12月くらいから捗らなくなって、今はほとんどやっていない状況。

年末年始もあったし、まぁいいかな〜と思っているのだけど
「やる気が出ないよ〜!」とかのレベルではなく、
自分の中でその習慣がなかったことみたいになってるのに驚いてる。
筋トレ用のツイッターアカウントも、前は「こっちが本アカ!」ばりに
思ってたのに、全然見る気にもならなかったり。

ある程度目標達成したから、ここからさらに...とは思えないのかな、とか
仕事が忙しいとかだとひとつのことしかできない人なんだっけ、とか
いろいろ思ってたんだけど、


ふと、「今はこれが最優先事項じゃないよ」っていう
自分の声にちゃんと忠実でいられてるのかも、って思えた。

 

マリーマリーマリーの森田さんみたいに!

 

 

主人公のリタいわく、森田さんは

自分の体にしたがって生きてる

人。

 

暑い日にあったかいうーめん作って食べたり、
弱っていたら余分なエネルギーをつかわずに
動物のようにじっとしてたり、
いつも自然のままに。

 

どんなときも
心と体のしたいことだけをする

だから究極にストレスがない!!

だから健やか!?

 

そっか〜、森田さんと一緒なら嬉しいな、
とかって単純なわたし。
でも、ダイエットしてても絶対に自分が求めていないことや
無理なことはしなかった。
自分のことは自分がいちばんわかってあげたいと思う。
自分の心と体の声を聞くことはずっと大事にしたいな〜。

 

そのうえで、今のやり方での筋トレと食事管理は
ダイエットというよりも健康や体型を保つためにも
必要だと確信しているから、
無理せずに続けていけるやり方を見つけたいと思ってる。
さすがにこのままやらなければ体型は戻っていくだろうけど、
それを望んでいるわけではない。

今の生活や自分の状況でも続けられるような、
目標設定とか、習慣のつくり方を考えたいな。

 

2021年のマブダチたち

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 2021年の目標とかうかばねえよ〜!ここ数年そうだもん。
とか思ってたけど、ゆっくり過ごしてたらなんとなく
自分の気持ちがわかってきたので、まとめてみることにします。

 

2020年、無理をせずに過ごせたことで
今年なにと仲良くしたいかが
すっきり、わかった気がするよ。

 

というわけでまずは2021年のマブダチたちを
紹介します。

 

自然

自然の中にいることは、わたしにとってかなり自然なこと。
今年もたくさん自然の中にいた〜い。
具体的には、山、川、キャンプ。大きい公園とかでもいい。

2020年の登山は5回だったみたい。
ついに火(バーナー)を手に入れたし、今年はもう少し行けたらいいな。

土や葉っぱの匂いをかいで、
落ち葉や水の流れる音を聴いて、
芝生に寝ころべるような日々をすごしたいな。
(芝生に寝ころんじゃうひと、大好き!)

映画館

これもまた、2020年にさらに仲をふかめた場所です。
観てるひとに比べたらぜんぜん少ないけど、
わたしの中では年々、映画館にいく回数はふえている。
(調べたら、2019は9回、2020は16回)

ましてやほとんど外出ができない中で、わたしが自分に許した
数少ない場所。去年は古い映画を観る機会も多かったし、
すごく楽しかったなあ。ひとりで映画館にいる時間がすごく好き。

深く考えてもいいし、ぜんぜんわかんなくてもいいし、それが映画。
誰かの考察や感想をみるのをやめたら、もっと楽しくなったよ。

今年は「見逃した〜!」って思わない程度にはいきたいと思います。

お笑い

"お笑い"というものは、今思えば高校生くらいから
ず〜っと大好きで、自然に親しんでいたみたい。
とくに2020年、在宅勤務BGMの98%が"お笑い"でした。

緊急事態宣言で収録やロケができなくても、youtubeやリモート収録で
たくさん笑わせてくれた芸人さんたち。
いつもに増して「救われているんだなあ」と感じたし、
そういう理屈ではなく笑ってしまう、みたいなことも体験した1年でした。

ただ、「ライブに行く」さらには「劇場に会いに行く」という
手段になかなか踏み込めていなかったわたし。

はっきりいって、今年はめっちゃ会いに行くので!

筋肉

これも2020年に友だちになったんですが、
筋肉があると、生きやすい...素晴らしいです...

5月から本格的に筋トレと食事管理を開始。
2020年のいちばん高い買い物、4万円のダンベル。
かなり健康的に痩せることができたので、
この時期にはじめて、続けることができて本当によかった...!

痩せたこと自体がうれしいのはもちろん、
「自分でこうしたい、と決めたことを続けることで
ちゃんと結果が出ることを体験した」ことが
何より大きなことだったと感じています。
まだまだ理想の体型にはなれていないので、続けていくよ!
(もともとこれは2ヵ年計画なのです)

身体がかるくなったので、ファッションも楽しくなったし
12月にはキックボクシングまではじめてしまった〜
来年ももっと楽しめるといいな。

 

 

今年はこんなマブダチたちと
たのしく過ごしていきたいなって思ってます。

今度は、ちょっと仲良くなりたいと思ってる
気になってることや、
前から仲はいいけど、もっと仲良くなりたい
もの・ことも書いてみようっと。

 

あそび場をつくろう

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12/29のブログにも書いたんですが、
今年は文章を書く場所をあらたにつくって、
SNSスマホとの距離もちょっと変えていきたいなと思っていました。

かっこつけないで、自分のまんまで、
自由にあそべる場所があると良いなって。

 

そんなわけで、つくりました!

 
その名も、

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わはは、デザイン〜コーディングまで
2時間くらいで完成のサチコのあそび場。
 
現状は、はてなブログへのリンクページでしかないのですが
自分のドメインと、このTOPページがあるだけで
「場所ができた」って思えるふしぎ。心の問題なのね。
すっごくうれしくてたのしい〜
 
今年はここであそびながら、すこしずつページを増やしたり
していこうと思います。
よかったらたまにのぞきにきてね。

コロナウイルス対策のこと

コロナウイルス対策について
迷いながらも、なんとなく自分なりのルールができてきた。

来年も引き続き守りたいなと思うので記しておく。

 

これまでのルールはこんな感じ。

 

・家族以外の人との外出は基本しない

・する場合は状況や理由をちゃんと考える、3人以上では会わない

・登山は例外とする

・できればコロナに対する考え方が似ている人と会う

・お酒の席は行かない

・ひとりの外出は通院、ジム、映画館、必要な買い物のみ

・ジムは人が少なそうな時間に行く

・上記を守るけど、神経質にはなりすぎず、「まぁいいや」とも思いすぎない

 

来年も引き続き、こんな感じでやっていきたいな。

様子を見て、ひとりの外出はOK範囲を広げていこうかな。実家も帰りたいなあ。

 

 

会社は3月から在宅勤務に切り替えて、
対面の打合せや取材撮影を避ける方針を立てるなど、万全の対策をしてくれている。
何を持って「大丈夫」って思えるか、わたしにはわからない。
会社がそうしてくれてるのに、休みの日に
出かけちゃえ、って気にはなれなかった。
万が一誰かにうつしてしまったら?自分がかかったら、仕事はどうするか。
家族の仕事はどうなるか。
 

自粛期間に親族とのわかれがあったのだけど、それでも帰れなかった。
そういう思いをしてる人が、たくさんいるんだと思う。

そんなことを考えると、わたしに今ぜったいに必要な外出って、
そんなにないんじゃないかなって。
「万が一」の方がわたしはこわい。
無事だったら「無事でよかった〜」で済むしね。

 

 

幸い、おうちにいることは苦じゃないし
ひとりの外出は大好き。映画館に行ける楽しみもあるしね〜


来年もささやかなルールの中で、楽しんでいきたいなと思います。


2020年、おちこんでないし〜

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「今年1年、どうだった?」

(あんまり良くなかったよね)という文脈で聞かれることもあるけれど、
世の中的にたいへんなことがたくさんあったのは承知のうえで
わたしにとってはとても、いい年になった。

3月頭から今も続いている在宅勤務が
いろんなことをがらりと変えてくれたのだ。

だらしないからできないと思っていた「家事」や「生活」
家にいる時間が長ければわたしにもできるんだ、
と気づけたのがすごく嬉しかった。
生活が整ったことで「今ならできるかも!」と
筋トレと食事管理をはじめて、5ヶ月で10kg減できた。
ちょっとした通院も捗った〜
仕事と自分の時間、無理のないペースを発見できて
かなり生きやすく心身が健やかになった気がする。
新しいことに取り組むにはいいチャンス!と、
12月からキックボクシングもはじめてしまった。
運動したかったのでほんとにうれしい。

自分にとって何がたいせつで、何が自然なのか、
向き合うきっかけになって。気づけたことが多かったなあ。

上記について真面目に文章を書こうかな、と思っていたのだけど
昨日、ゴッドタン「マジ歌選手権SP」を見たらどうでも良くなってしまった。

 

だってサチコ、おちこんでないし〜!

 

自分が思っているよりもお笑いが好きなんだな、
と気づいたのもこの期間があったからかも。
お笑いにふれなかった日がないし、たくさん笑わせてもらって
楽しく過ごすことができたと思います。
芸人さんってやっぱりすごいし、かっこいいよ〜。
あ〜、泣いちゃう。

明るくいこう!大丈夫だぁ の精神で
来年もたのしく過ごしたいなと思います。
みなさん来年も、どうぞよろしくね。

ココアの齢に「私をくいとめて」を観た

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「甘いけどけっして甘すぎない。ほろ苦いココアを、マグカップを手で包み込むようにして少しずつのみ、胸の不安を消してゆく……三十三歳」(私をくいとめて/綿矢りさ


原作ではみつ子は33歳。
その歳に劇場で、「私をくいとめて」を観た。今年の8月に小説を読んでいたのだが、いま、パラパラとページをめくりながら映画と重ね合わせている。久しぶりに感想など残してみようと思う。

 

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勝手にふるえてろ」のテンポと松岡茉優にやられてしまったわたしは
期待しながらテアトル新宿へ向かう。
綿矢りさはキャラメルポップコーンでしょ!」と
意味不明理論で、ひとりだけどポップコーンを買う。

 

まず印象に残っているのが、みつ子の部屋。単純に、可愛かった。ルールと秩序がある「ひとりで生きていけてる部屋」だと思った。ここが、みつ子の城なのね。
(公式サイトにインテリア情報が載ってたよ〜)
映画『私をくいとめて』|大ヒット上映中!

 

途中までは「のんちゃん可愛いなあスクリーンのアップに耐えうるとは何事か〜」とか思いながら楽しく観ていたんだけど。やっぱり言及しておきたい、胸がぎゅっとなった2つのシーン。

 

1つめは、奥多摩の温泉宿のお笑いライブ。
まさかここで「吉住」が出てくるとは...!このセンスとヒキの強さ、すごい。それだけで感嘆してしまった。そしてあのみつ子の葛藤。小説にはこう続く。

「苦しいよA。人間は赤の他人でもあれほど強烈な印象を残していくの。おかげで温泉で得たささやかな癒しが、こっぱみじんだよ。一人で外出しても、何の感情の波動も受けないくらい、平然としていたいよ」

 

ああ、わかるなあ。他人の言動にショックを受けたり怒りを覚えたりして「自分はおかしいのだろうか」とある種の生きづらさみたいなものを抱えて家に帰ることがたびたびある。言いたいのに言えなかったことを反芻して、言えなかった自分を攻め続けることが、たびたびある。

 

それから、みつ子がイタリアで所在なさげにしているシーン。たぶんね、私もそうなってしまう...皐月が素直に泣いてくれたのが救いだった。

バスルームのドアを閉めて、みつ子は思う。

 

 「ほんの一瞬の幸せじゃなく、小さくてもずっと感じていられる確かな幸せを探し求めてきたはずなのに、私はまだ見つけていない。心配ごとがいつかすべてなくなる日なんて来るんだろうか」

 

こうやっていくつものドアで、自分の内側と外側を行き来してきた、みつ子。

 

だからこそ、最後沖縄旅行に向かうみつ子が泣きそうな顔でドアを閉めたとき...
Aと決別=融合するのはさみしくもあったけど
みつ子が自分の城を出て誰かと一緒にいようとする様は
なんかいまだに他人ごとと思えなくて、愛おしくなったな。
Aの声が聴こえなくなるのはいとうせいこうさんの「アタとキイロとミロリロリ」でアタが大人になってしまうときを思い出したりした。

 

それからカメラワークが面白かった。
俯瞰の視点や、誰の目線かわからない、やや低め・ずれた視点。
A目線=つまりはみつ子の視点?ずれたりぼやけたり。
ふとした日常のシーンでも、そのせいか妙にドキドキした。

 

 

綿矢りさの文章の切れ味と小気味いいテンポが
するりと映像になり脳に押し寄せてくる感じ、好き。
勝手にふるえてろ」も大好きだったんですが、もしまた綿矢さんの作品を実写化するなら、大九明子監督でお願いします!という気持ち。