めにみえないこと

また書くね

つくることのひとりごと

「何かをつくりたい」ということはずっと昔から言っていて。それでも何もかたちにできないのは、自分が中途半端だからだとあるときからは思っていた。でも、何かをつくる仕事についたからそれが楽しくて。その部分は満たされているけど、いつか、それとは別…

ちいさき宇宙を取り戻す

3段のカラーボックスが、「好き」でぎゅうぎゅうになっていくのを毎日毎日眺めていた。文庫本、マンガ、CD、雑貨、そこに入れていいのは本当に大好きなものだけだった。 あの頃は、そこがわたしの全てだった。 その中にあるものの話をする相手といえば姉くら…

やまびこに乗って

実家に向かう新幹線の中である。薄手のカーディガンを羽織っても汗ばまない快適な季節。なんだがひさしぶりのブログになってしまったけど、書いてない間のことをぽつぽつメモしてみよう。 父の新盆や相続関連の手続きもほぼ済んで、(姉に感謝)すっかり日常が…

今日は

今日はこれから、ずっと行けてなかった母のお墓へ。きれいにお掃除して、うちのお庭の花を供えてきます。再来週には父の四十九日があり納骨するので、その前に。「お墓にいるわけじゃない」と感じながらも、でもきれいにはしておきたいし、改めて「会いに行…

本棚の話①

父が持っていた一部の本の奥付の上あたりには、買った日付とサインが書いてある。ときには、買った場所とその日の出来事も一緒に。特に20年前あたりに購入したものには必ず書いてある。 これは父の習慣だと思っていたが、もしかしたら母を真似て始めたことか…

カイシャ、そのふかしぎな生き物

会社のこと。役員になってから、「みんな、弊社大好きでしょ?ね!」って行動ができなくなってしまっていた。存在感としては「弊社大好き社員」だった頃から変わってないはずだけど、むつかしく考えすぎて、「今わたしがそういうことをするとなんらかのハラ…

野生のブーケ

昨日の夜からまた実家へ。パパと植えたにんにくがちゃんと育ったみたいで、お姉ちゃんが収穫してくれた。みて、この可愛さ!にんにくに対して「可愛らしい」「愛おしい」という感情が湧いたのははじめてです。すごく美味しそうな匂いがする。 これは…という…

暮らし最強

暮らしを最強にしていくフェーズに入った気がする。 休日。 久しぶりに友人に会い5時間話す。髪を切り、内側に明るい色を忍ばせた。その足で好きなお店に行き、ちいさなグラスでビールを2杯飲んだ。ささやかな会話が心地いい。夜風も、心地いい。 次の日、 1…

生活

台風が来ることをしらなくて、Twitterをやってないな〜と思ったりした。事件も、お笑いの炎上も、なんとなく知るけどなんだか遠い世界のことみたいだ。たまにブラウザからぽちぽち見てるんだけど、それで十分。 用事があってヤマトに行った帰り、なんでも売…

魚の骨

今日は朝起きて、しおしおになってしまったフィッシュボーンカクタスを救出したりせいろでさつまいも蒸しパンをつくったりしたよ。朝に何かひとつでもできると1日が充実する気がする。 夕方スーパーに行くときにはじめてマスクをしないで(ポケットに入れて)…

ちいさな庭と楽園

東京に帰ってきた途端、スマホを触る回数がふえ、Twitterがないならインスタ…みたいな感じでついひらいてしまう。わかってる、ここには庭がないからだ。ふらっとベランダに出て植物の様子を見たり、花が咲いたなーとか、ちょっと雑草を抜いたり、ホースで水…

ミントの香り

朝起きて庭のハーブを摘んで、フレッシュハーブティーをいれた。近くのハーブティー屋さんで苗を買ってみんなで植えたなかからフィーバーフュー・メドウスイートと、昔からうちにあるミントを合わせてお湯を注ぐ。飲みにくさもなくとてもおいしいし、なによ…

あひる

あひるのともだちに挨拶してきました。早咲きの薔薇が満開のガーデン、とてもきれいで、いい匂いがした。先月パパと行ったときはチューリップが満開だったんだよね。

いちご

実家にいるといつもより早起きできる。窓を開けて庭に出たくなる。庭の草木や後ろの菜園の様子を見て、いろんな音を聞く。(まさに『あん』の徳江さんが言っていたような感じ)昨日、父が植えたいちごがなったので、摘んで、祭壇にあげた。今朝はそれを半分に…

おやすみ

おはよう、とかただいま、とか「パパ、コーヒー淹れたよ」とか、みんなで話しながら暮らしている。四十九日までは家に祭壇があるので、たくさんのお花に囲まれて写真も飾ってあって、なんだかわたしたちはなかなかその部屋の電気を消せずにいる。夜、おやす…

ah-面白かった

5月19日に父が亡くなり、本日無事葬儀を終え、熱いお湯に浸かっているところです。 斎場では吉田拓郎を流し 出棺のときには「全部抱きしめて」を流してもらった。 引退前のラストアルバム、最後の曲 「ah-面白かった」にはこんな歌詞がある 旅立つ駅に遅れた…

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ひとの意識はどこにあるんだろう。ひとはどこにいるんだろう。目を閉じればそこかしこにいる気がする。たぶんこれから、何気なく吹く風とか、こぼれ落ちそうに咲く花とか、柔らかな日差しに透ける葉をみたときとか、そういうときに思い出して涙を流すんだと…

1日

たった1日で、たった1時間で変わっていく。大切な人と大切な人が会えた日。

夏の匂い

いろんな急展開がありながらもいちばんいい形に落ち着いてきた気がする。父の精神力というか、なんというか、な力にはまったく、あっぱれだ。どこまでも父らしい。 気温が高くなり夏の香りがしてきた。草木が青々と、生き生きとしている。裸足でベランダに出…

全部忘れない

昨日ツイッターのアプリを消した5秒後にツイッター跡地をタップしかけてびっくりしたわたしです。それからは、どういう時にツイッターを開きたくなるのか、ツイッターがなくてどう困ったのかをメモすることにした。こんな感じ〜 (ちゃんと見えてる??) なん…

やめの準備

わたしのなかではツイッターのやめ(第1弾)は完了しているのだけど、さらにやめ(第2弾)を完了するための準備をいよいよ進めることにした。ツイッターがなくなって困ることってなんだろう?書き出してみようかな。 たとえばだけど ■友達の近況がわからない な…

追い越した本

連休最後は大人しく家で調整しなね〜といわんばかりの雨。温度差で昨日と服装が全然違うよ。寒い。父が熱を出したけれど、水分を取って休んでいたらちゃんと下がってひと安心。私と姉は昨日からはまっている蒸し野菜をモシャモシャ食べた。 発売日に文章を追…

実るものと降る雨と

今朝は庭の畑で採れたにんじんのフレッシュジュースとバナナジュースを飲んだ。ほんとに美味しいからうちにもブレンダーとジューサー買おうかな?と思うけど、東京だとやらないんだよなあ。ふしぎ。午後は贅沢にメロンジュースを作ってみんなで分けて飲んだ…

5月のミントウォーター

ある程度長い文章を書くときはいつもパソコンを使っていたのだけど、それだと日記が続かなそうなので、今日はスマホから書いてみる。 新幹線での移動中、長田弘『読書からはじまる』を読んだ。なんとなくずっとぱらぱら読んでいる本。もう友達になった感じが…

戦慄のゴールデンウィーク

とりあえずみてみるか〜家臣、バナナマンだし、と思って見始めた「風雲!たけし城」が面白くて、今日すべてのエピソードを見終えた。もともとSASUKEとか筋肉・運動チャレンジ系の番組みるのが嫌いじゃないこと、ちょこちょこ出てくる芸人さんが見たかったこ…

料理。

先日、平野紗季子さんの話になったので本棚から『生まれた時からアルデンテ』を引っ張り出してパラパラめくる。白状するとたぶん読み切っていない。うっすら眺めたんだろうな。この本が出る前くらいの時期に、面白い人だな、ひとつのことを続けるってすごい…

黙る。

「自己矛盾劇場」を読んでから、自己矛盾を発見するのがうまくなり、黙るようになった。黙れば良いというものではない気がするけれど。イライラしたり、何か他人に変な感情を抱いたとき、だいたい自己矛盾劇場がはじまっている。観客席から自分を見て、ちょ…

ここ。

私は本当にTwitterで出会った人たちや、みんなで過ごしてきた夜のことが大好きだから、なくしたくないという気持ちが強くて。13年。ただのテキストコミュニケーションだけではない何かが、確実に芽生えている。だけど、あの頃と同じようにいかないことがある…

1/30の雑記

今まで散々言ってきたはずなのに、感覚的なことばを聴くと嫌気がさすようになってしまった。スピリチュアルっぽい香りのするものに過剰に反応してしまう。「直感」「信じれば叶う」「無駄なことはない」とかもちょっとピリついてしまう。(どんな文脈で言っ…

12月1日の日記

最近、昔着ていた洋服のことをよく思い出す。色、手触り、手に取ったときの重さ、着心地、ちょっとしたシミとかほつれさえも。もう少しちゃんと手入れをして、着れなくなっても取っておけばよかったなぁ。 あの頃より効率的に好きな服を選べたり、それが2-3…