2月6日の日記
一番好きな映画をはじめてスクリーンで観る、
大好きな小説を10年ぶりに読む、
みたいなことの贅沢さを思い知っている今日この頃。
時間が経つだけで宝物になることってあるんだなと知る。
作品はいつも変わらないでそこにあるのに、
時代や自分のこころの変化で違って見えたり
成長したことによって突然わかったりするのだ。
「日日是好日」で黒木華ちゃんも言っていたけれど
そうやって時間をかけてわかっていくことも
人生においては往々にしてあるのだろうな。
(と、いうことをいつも言っているなあ、わたし)
技法や技術を知ったり
監督や演出の意図を読み解くのもいいんだけど、
どっちかって言うと作品を通して自分の心を知ることの方が
わたしにとっては重要だしおもしろくて。
これからも少しずつそんな贅沢を重ねていきたいな。