めにみえないこと

また書くね

黙る。

「自己矛盾劇場」を読んでから、自己矛盾を発見するのがうまくなり、黙るようになった。黙れば良いというものではない気がするけれど。イライラしたり、何か他人に変な感情を抱いたとき、だいたい自己矛盾劇場がはじまっている。観客席から自分を見て、ちょっと落ち着く。そうやって波だった感情を均していって、それで、何もなくなる。あんまり言うことがなくなる。

なんか最近、何もなくなる。言い方が難しいけど、ない。何もないのを認めようと思ったからかもしれない。幸せだけど、空っぽな気分になることがある。だから、本を読む。ノートに向かってちみちみ文字を書いてみる。本当は、すごく話したいんだと思う。でも足りないから、黙っている。本やノートに向かっているのは楽しい。そんな時期みたい。