サチコのツイッター離れ とは

ふと思い立って、

iphoneの画面からツイッターにログインできるアプリをすべて消した。

PCのブックマークも同様に。

わたしはツイッターが大好きだ。

「いつからツイッター」によると、

わたしは2009年の9月20日にツイッターを開始したらしい。

http://www.midnight2d.com/itsukara/

はじめて面白さを感じたときのことは忘れられない。

素敵なひとやことばとの出会いがたくさんあった。

ことばが通じるとはこういうことなのか、と思った。

顔も知らないひとのことばに、こんなにも救われることがあるのかと

驚きながらも、その魅力にはまっていたと思う。

そのあたたかさに泣いてしまった夜もあった。

情報もたくさん仕入れた。

ツイッターで知った絵を描く方や、ものをつくる方に

実際に会いに行ったりもした。

わたしは自分からもどんどんフォローするタイプなので

それに比例して、フォロワーさんも増えていった。

つたない文章や落書きにさえ反応がもらえた。

なんてことないつぶやきへの☆マークが嬉しかった。

落書きをアイコンにしたときの、みんなの反応で

それはストーリーに展開し、物語にもなった。

遠方のフォロワーさんが東京にいらしているときに

探偵活動と称して同じ場所に行って、張って

結果、その家族を目撃することに成功してドキドキしたり（カミングアウト済）

信じられないくらい素敵なメッセージをいただいたこともある。

なんとなく集まった仲間と、実際にピクニックに出かけたりもした。

わたしの代名詞となるような顔文字もできて

それと擬音だけで会話をしたりできるのだから、

本当に、ばからしくて、かわいらしくて、面白い。（＠ 'ェ' ＠）

こうやって語る事例に困らないくらいには

とにかく、ツイッターが大好きなのだ。

そして、ツイッターと

「うまくつきあってきた」と思っている。

最近は、

ほんとうになんとなくだけれど

バランスが良くないように感じていた。

うまく言えないけれど。

仕事でもインターネットで調べ物をすることが多くあり、

PCを見ている時間がかなり長い。

そのうえiphoneもよく見ているので

何か得体のしれないもに取りつかれているような感覚だった。

「何かをした気になってしまう」というのは

恐ろしいことだなあとわたしは思う。

インターネットは、うまく使わないとまさにそれだった。

そこには、何でもあるから。

つねに、誰かがいるから。

でも、わたしが今自分に求めるのは

そこを越えての「何か」なんだと、強く感じるようになった。

インターネットから出たかったのだ。

そして、わたしはツイッターを愛しすぎるがゆえに、

すべてのことを書き込んでしまう傾向にあった。

そしてそれはすぐにタイムラインに流れていってしまうから

自分の中で咀嚼したり、一度外から眺めてみたり、

それを再構築したりという編集のような作業を

まったく行わなくなっていることに気がついた。

それは本当に、こわいことだと思った。

わたしは、ツイッター上で何者になった気でいるのだろうと

この違和感を、どうしようかと考えたときに

実験のような意味で、一度離れてみようとふと思い立った。

 そして、その場でアプリを消した。

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「サチコのツイッター離れ」の実態は

そんなことでした。

「絶対に、やらないぞ、見ないぞ！」というほど気張ってはいません。

むしろ

「ああわたしやっぱりツイッターないとダメ、ダメだ、」と思うのなら

とことんやればいいかなと思っています。

とにかく一度、知りたかったんです。

ツイッターとわたしのちょうどいい距離感。

そんなこんなで、たったの２日間ですが

四六時中タイムラインをながめていたわたしにとって

ツイッターを開かない、というのはとても、珍しいこと。

2009年からツイッターをはじめて、

そんな日というのは

きっと数えるほどにしかなかったと思います。

今は、つぶやきたい、と思った瞬間に

ぐっとこらえてその内容について頭の中でぐるぐるしてみたり、

ちいさなメモを持ち歩いて、そこにちまちま書いたりしています。

そして、タイムラインを追ったり

「シュッシュッ＠ 'ェ' ＠三三」とかやってた時間というのを、

本を読む時間にあてています。

少し続ければ、ちょうどいい距離が見つけられる気がします。

気が向かなくなるまで、一旦、この実験を続けてみようと思います。

 というわけで、また会う日まで。

＠ 'ェ' ＠ノシ